30歳→37歳♀・162cm・70kg

音楽療法士(補) 。AFP。社長業。年下旦那様。60年代音楽が好きな70年代後半生まれ。 胃が少し弱め。 眠りが浅め。 夜見る夢は、いつも色付き。

食卓

どーしてもフォンダンショコラが食べたかったので、”甘いモノ好き”を誘って(笑)、あのお店へ。


駅集合だったので、アレコレと他愛のナイ話をしながらお店に向かったのですが、そこで”甘いモノ好き”が珍しい一言、「(19時を過ぎているけど)今日はあんまりお腹空いてないからサクッと・・・」みたいなコトを。


あんなにムシャムシャ食べちゃうお年頃(?・笑)なアナタが、マジですか?、と思いつつ、自分もそんな感じだったので、「私も(あんまし空いてないから、丁度ヨカッタ)」なんて話をしている間にお店に到着。


で、軽くお酒を戴きながら、肴も戴いてたんですが、呑む+食べ始めると、何故か自然と(お互い)胃が動き出したのか、食欲が湧いてきて、振り返ってみれば、結構、お皿が並んでいました。


”甘いモノ好き”サン(=面倒になってきたから、以降は“相方サン”・笑)は厚焼きたまごを必ず注文します。
で、今日は(珍しく?)奥から店長さん直々で、厚焼きたまごがテーブルに到着。「この厚焼きたまごは、今迄で一番上手く焼けました」のコメント付き。
相方サンが「”上手く焼けた”と思う基準って何ですか?」と質問。


店長さん曰く

巻く時に、火の通りが浅いと中がドロッとしちゃうし、火が通り過ぎちゃうとパサパサになっちゃう。

とのコト。


「うんうん」と頷きながら、早く食べないと店長さんにも卵にも失礼だと思い、追加注文する為に手に持っていたメニューをテーブルに置いて、パクッ。







お互い顔を見合わせ・・・。

一瞬の間。沈黙。

(心の中で)「ウマい!!」。

感動しました。





この日は(翌日、お互いに早番だったので)久々に”食事だけね”という集まりだったんですが、少しの時間でも、こうやって、同じテーブルで美味しいモノを戴く幸せ。
いいな、って思いました。
時間は「つくる」ものなんだね。


他のテーブルを見渡すと(おそらく共働きで)仕事帰りのご夫婦サンやカップルさんも、おなじように、時間を楽しんでいるように見えた。



相方サンがお皿に料理を取り分けてくれてた時、「私のコト、そんなに甘やかすと、調子乗っちゃうヨ」と言ったら、「こういう”じゃれあい”が楽しいんじゃん」と言われた。


「じゃれあい?」って聞きかえしちゃったケド、言葉の意味(みたいなモノ?)を聞いて納得。
一緒に、食事をするって、そういうコトなのかもしれないね。


ハネムーン・レシピ

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