30歳→37歳♀・162cm・70kg

音楽療法士(補) 。AFP。社長業。年下旦那様。60年代音楽が好きな70年代後半生まれ。 胃が少し弱め。 眠りが浅め。 夜見る夢は、いつも色付き。

凄い人と出会う

どうしてもハンコが必要になり、(三文判×)「どのハンコ屋さんにお願いしたらいいのか・・・」と悩んでいた所、母に「昔からあるし、うるさい・めんどくさいお客さんばかりのこの街で続いてるお店だから、ここが良いんじゃない?」と言われ、地元のハンコ屋さんに(勇気を出して)行ってみました。




すると・・・。



今迄イメージしてたハンコ屋さん(お金を払って、取り敢えず流れ作業で彫ってもらう)と違い、字をとても勉強されてる方で、1言うと100返ってくる感じ(?・笑)のお店で。
勿論、ハンコが中心になってるんだけど、それに纏わるお話や、そこから派生した話も色々と聞き、(いつの間にか)気付いたら2時間近く喋ってたw。(人によっては、「面倒だなぁ、話長いし」なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが)”私としては”「かなり」BINGO!。


ちなみに「開運ハンコ」等と謳っている会社は気を付けた方が良いそうです。そうやって、人の不安を煽って儲けようとする会社は(どの業種でも)不安を煽らないと仕事が入ってこないような会社だし、ロクな仕事出来ないからだそうです。ふむふむ。

ちなみに、その職人さん。(手彫りの)父のハンコをみて「これは〇〇さんの彫ったモノですね」と言い当てられました(驚)。



自分の中では、かなり「目から鱗」なお話ばかりで「この方に彫って戴きたい!!」とココロから思い、今迄行ったお店で感じた迷いみたいなモノは一切なく、バシッと依頼してきました。


こういう本物の職人さんからお話を伺うことって、ほんとに楽しい。最近は、そういう部分を面倒がってショートカットしちゃうらしいですが、こうやって「この人に」お願いする、っていう意識を持てる人に出会えるのは貴重だな、と思います。
こんな近くにこんな凄い人がいるなんて知らなかった。灯台下暗し。出来あがりを取りに行くのが超楽しみデス。
ほんと「人との縁」に恵まれてるな、自分。大切にしなきゃ。



余談:この先生のお話で盛り上がりました。自分、白川先生の名前しか知りませんでしたが、松岡先生の著書も読んでみたくなりました。

白川静 漢字の世界観 (平凡社新書)

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