30歳→37歳♀・162cm・70kg

音楽療法士(補) 。AFP。社長業。年下旦那様。60年代音楽が好きな70年代後半生まれ。 胃が少し弱め。 眠りが浅め。 夜見る夢は、いつも色付き。

これも御縁

昨日、入籍を済ませてきたんですが、なんだか淋しい。







それは左の薬指がいつも通りだから。






入籍前迄は、(高い買い物だし、どんなのが良いのか分からないし、ノリで買うものじゃないから”コレ”っていうのが見つかるまでは)「いつでもいいか」みたいな感じでいたんですが、旦那様も同じコトを感じていたらしく「とにかく見に行こう!!!!!」という話になって、(ネットで調べたら偶然、ブライダルフェアもやってるみたいだし)夏休み最終日、鼻息も荒く(?)伊勢丹新宿店に向かいました。



いざ、行ってみると「結婚指輪」を扱っているブランドがたーーーーーーーーーーーくさん有って、色んなお店から「お試しください」って声を掛けられまくり、混乱気味になってしまって・・・。

その中で某ブランドの店員サンがとても好印象な接客をして下さって。
でも、高い買い物だし、即決で買うモノじゃない気がするし、沢山のブランドを見ていたので混乱状態にあるし。
丁度、ブライダルイベントの時間が迫っていたので、一度クールダウンも兼ねて、指輪のフロアから離れました。

ただ、そのブランドのコトが気になっていたので、二人でi−Phone・スマホの両刀使いで調べたりしながら、イベントの開始時間を待ちました。


サンプルの引き菓子がお腹一杯になるくらい出てきたり、モエ・シャンドンが振る舞われたり、あるホテルのウエディング担当の方のお話を聞いたり、1時間強のイベントが終了して、気付くと閉店迄、一時間弱。


なかなかお休みの取れない旦那様は「あー、(指輪を買うっていう)目標が達成出来なかったよ(しょんぼり)」。
「次に合うお休みに来ればいいよ、慌てて買うものじゃないから」と私。


すると突然「やっぱし買いに行こう!」と旦那様。
急いで指輪のフロアに戻り、あの好印象な店員サンの所へ。


そのお店で「私、ダイヤとか入っていない方が、いつでも心置きなく着けていられるから、そういうタイプの方が良い」って伝えていて、何も付いていないシンプルなモノを見せて貰っていたのですが、他のお店に行った時に「ダイヤがくっついていると女性は幸せになる、っていう言い伝えがあるんです」みたいなコトを言われた(それまで知らなかった)ので、改めて、そういうのを見せて欲しい、と伝えました。


すると店員さんは

そういう選び方も良いとは思いますが、自分がコレって思ったモノを身に着けた方が幸せになると思います。

そういうニュアンスのことを言われました。
そして、夫婦で同じデザイン(違うサイズ)を選ぶのは珍しいそうで、それを無理してダイヤ付きにする必要もないんじゃないか、みたいなコトも言われました。
ちなみに殆どの夫婦は「お互いに好きなデザイン」を選ぶ為、パッと見、結婚指輪と思わないらしい。
きっと、「ダイヤ付き」を私に薦めれば高い商品を売ることが出来るのに、そういう話は一切ナシでコチラの希望を聞いてくれた。

ダイヤ付きの指輪を進めてきた某お店では「ダイヤ無しのシンプルなモノを」って言ってるのに矢継ぎ早にダイヤ付きの商品が次々と出てきて、正直辟易してしまった。
最初に、この店員サンから色々聞いたことも説得力あったケド、改めて伺ってから聞いたコトも、自分の胸にストンと落ちていく感覚があって、購入を決めました。


名前や結婚記念日を彫って貰う為に、実際、手元に届くのが約2ヶ月後、「(偶然)大安ですね!」と言われました。
「おめでたい日になるように引き渡し日を調整したりしてないですか?(笑)」と聞いたけど「それはないです(キッパリ)」と。


きっと私達より若い店員さん。
旦那様と「勿論デザインも気に入ったんだケド、〇〇サン(=店員さん)から買いたいと思って」っていう話をしたら喜ばれた。

「あー旦那様も同じコト(=この店員さんから買いたい)考えていたのか」って思って、私も嬉しくなった。


「〇〇サンは、ご結婚は?」なんて余計なことまで聞いちゃった(ちなみに未だらしい)。
だって、かなりのイケメン(好青年)だからさ。


10月、お互いの誕生月。楽しみだな。
自分達の指輪に逢える。あの店員さんにも会える。


ネットで口コミとか調べてた時、「口コミも気になるけど、自分達が良いって思った直感を信じた方がいいと思う(最初から名前で選んだわけじゃないけど偶然、歴史のあるブランドなんだし)」と旦那様が言ってた。

その言葉も私にはストンと落ちていった。
最近特に、(心配性が災いして)口コミとか評判ばっかしに頼り切っていたから。


偶然が次々と重なっていって、これがきっと「縁」なんだろうな。