批判的な話
超再現ミステリーっていう番組が、なんかちょっと・・・。
偶然、再放送に遭遇したんですが、なんかちょっと・・・。
死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)
- 作者: 七尾与史
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/07/06
- メディア: 文庫
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悪口ってとられちゃうとちょっと・・・。でも書かずにいられなくて、ちょっと・・・。
「ベストセラーがたった2時間で読んだコトになる」っていうのが(番組の)売りらしいんですけど、「え?、なんで、それが売りに??」って思っちゃうんだよね。
話題についていく為”だけに”作品が消費されているような気がして。
もちろん、読書は沢山の時間を費やすコトになる場面が多いケド、時には作者と対峙しながら読み進めていって、最後、読了した時の達成感だったり満足感だったり(全ての作品が、そうとは限らないけどね)そういう部分に喜びを感じるのに、それを取り上げちゃったらつまんないじゃん。
脚本家の解釈も邪魔してくるだろうし、演者の考えも、そこに紛れ込んでくるだろうし。作家の思うところからどんどん離れていく気がして。
一人で読んで、自分の中に落とし込んでいって、その感想を他の人と話すのが楽しいんであって、スタジオに沢山の人集めて、一般の人に「うわー」とか「きゃー」とか叫ばせて、独り言のような感想を挟み込んでいっちゃったら、邪魔でしょうがないじゃん。
しかも、途中で「さぁ、犯人はだれでしょう」ってクイズ番組か?。
どんだけ受け身で、どんだけ騒々しいんだよ。
書籍の売り上げが落ち込んでいる理由の1つがここにあるのかもしんない、って思った。(バカにしてるワケじゃなくて)売れているとされる本はラノベばっかしみたいだし。
あ、書き過ぎた。
「面倒な人だな」と思われそうだな(苦笑)。
でもさ、自分の中で想像をしながら一人黙々と読み進めていくのも楽しい作業だよ。独特だもん。