30歳→37歳♀・162cm・70kg

音楽療法士(補) 。AFP。社長業。年下旦那様。60年代音楽が好きな70年代後半生まれ。 胃が少し弱め。 眠りが浅め。 夜見る夢は、いつも色付き。

捉えどころがない

(祖母)入院後の経過説明を主治医の先生から伺った。



かなり高齢だし、色々な爆弾を抱えてる人なんだけど、その中でも腎臓の状態が特に宜しくないとのこと。
今の腎臓の状態では(感染症に罹った時に使う)薬(抗生物質など)が毒になってしまうそうだ。



高齢者に食事制限はしたくないけど、「参考程度に」腎臓病の食事療法の本とかを立ち読みしてみた。

何冊も立ち読みしたんだけど、高血圧の人や糖尿病の人と違って、捉えどころのない内容なのが率直な意見。
本からのアレンジや献立が全く浮かばない。
困った。




今まで、祖母が入院してきた病院は救急での搬送ばかりだったので、言葉を選ばないで言わせてもらうと「追い出しにかかる」病院ばかりだった。
いつもビクビクしたり、色んな人に謝ってばかりだった。

でも、今、入院してる病院は、俗にいう「老人病院」で、本人のことは勿論、介護をしている家族のことをとても気にしてくれる。
時々、感情的に大声を出してしまう祖母の行動も笑って流してくれる。
私の愚痴やら不安・相談にも親身になって聞いてくれる。

先生もスタッフさんも、みんなみんな、丁寧に時間をかけて説明してくれる。

「(祖母を在宅で介護するには相当大変な状態だったらしく)この状態で介護されてたなんて、本当に大変だったんでしょうね。凄い頑張ったんでしょうね。」
「お家に(祖母を)連れて帰って介護するの、相当負担になりませんか?。家族の方は大丈夫ですか??」




味方が増えた気がした。

私の周りは「家でみてあげた方が良い(に決まってる)」っていう人が殆どだったから。

家に連れて帰りたくない訳じゃない。
本人が希望するなら、連れて帰りたい。

でも、受け入れる側に余裕がなければ、本人も家族も可愛そう。

無理して受け入れる事で、もし、破綻しちゃったり崩壊しちゃったり、家族の気持ちがバラバラになんてことになったら、これ程馬鹿馬鹿しい事はないと思う。



少し冷静になって、家族会議だ。


まずは、本人が口からゴハンを食べられるようになることを願おう。