不快
たまに友達のメール等が迷惑フォルダに振られちゃうコトがあるので、迷惑フォルダを開けてみると、気分の悪いタイトルのメールが。
From: "愛美"
Subject: 障害者でも恋やSEXは、我慢できません・・・
はじめに、私は障害者です。
いきなり障害をもち自分に自信がなくなってしまいました。
見た目は、健常者と全く変わらないですし、日常生活にも問題はないと医者に言
われています。ただ、耳が普通の人より悪くて補聴器を使ってるだけなんです。
補聴器を着けてから、人に避けられてるようで・・・仕事の無い日は毎日家に閉
じこもって涙が出そうになります。でも、こんな毎日が嫌で嫌で、以前のように普通にデートもショッピングもSEXも
したいです。。。そんな毎日から抜け出したくてこのサイトに登録しました。 http://xvx8.com/xl5xfn7d/
プロフの写真を見てもらったら分かると思います。 他の人と見た目は、本当に
変わらないです!!こんな私の我侭を聞いてくれる男性は、いないでしょうか?
毎月5万円程で、お願いしたいと思っています。 もし、このメールを見て気にな
ってくださった人がいましたら連絡頂けませんか? 末永くお待ちしております。 愛美 22歳
これを読んで、ホントに酷い(コトを考える)人間がいるんだな、って、とても嫌な気持ちになりました。
正直に話してしまうと、実は私も”生活に支障をきたさない程度”の障害を持っています。
(障害とは)小さい頃からの付き合いになりますが、”障害だ”という認識は(殆ど)なく、大学で「ケーススタディ(症例)」の授業を受けた時、初めて、「あぁ、自分は障害を持ってるグループに入るのか」と実感するような種類のモノでした。
大学で障害について勉強してから、そっちに意識が向くようになってしまい、気になっていなかったコトを気にするようにもなりました。
音楽療法士を目指す自分にとって、結構致命的なモノなんだな、っていうのも感じるようになりました。
恋愛に関しても、ほぼ同様に・・・。
でも、そんな私のコトを「うん。大丈夫大丈夫。」と言ってくれる人達が周りに沢山いるので、私は障害を「ほぼ」感じずに生活出来ていますが、そうじゃない人達も結構いると思うワケで。
「きらっといきる」とか観てても、そういうコトは思うし。
だから、こういうふうに「ネタ的に」使う卑劣な人間がいなくなって、「障害=その人の個性なんだから、ネタにならない」世界になったらいいな。
NHKきらっといきるいのち輝く障害者たちの物語〈3〉生きる喜びを見つける人たち
- 作者: NHKきらっといきる制作班
- 出版社/メーカー: 汐文社
- 発売日: 2002/02
- メディア: 単行本
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